
ビジネスガイド2018年11月号、特集 「乗り切れ! 労働大転換期」の特集に『発達障害者はどんな合理的配慮を望んでいるか?』の記事が掲載されました。
2016年4月施行の「障害者差別解消法」により、企業は障害のある人個々のニーズに応える合理的配慮を提供することが求められています。
発達障害のある人が希望する配慮には、「明確で具体的な指示」や個々の特性である感覚過敏への対応としての「環境調整」等があります。働きやすい職場環境で、個々に応じた分かりやすい適切な指示を受けることで、発達障害のある人は安心して本来持つ力を発揮することができます。
初めて発達障害のある人を採用する職場では、思いもしなかった特性を知ることになるかもしれませんが、個々の特性を理解することによって、双方の理解が進み、長期就業につながります。雇用する側、雇用される発達障害のある方のお互いの働きやすさの参考となれば幸いです。